外眼部手術・ボトックス治療SURGERY and BOTOX INJECTIONS
- 外眼部手術(めばちこ・眼瞼下垂)
- ボトックス治療(片側顔面痙攣・眼瞼痙攣)
外眼部手術とは
当院では「めばちこ」、「眼瞼下垂」などの外来小手術を日帰りにて行っております。
原則、予約制となっておりますので、ご希望の方はまず診察を受けてください。
外眼部手術の当日は眼帯をしていただきます。翌日の診察で眼帯をはずします。
診察後、学校や仕事に行っていただけます。翌日から入浴、洗顔、洗髪はできます。皮膚の縫合を行った場合は1週間後に抜糸します。
めばちこ(ものもらい)
「めばちこ(ものもらい)」には医学的に麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と霰粒腫(さんりゅうしゅ)との2種類があります。
麦粒腫とは、まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。
霰粒腫とは、まぶたにある脂を出す腺の出口がつまって慢性的な炎症が起きる結果、肉芽腫という塊ができる病気です。
主な症状 |
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主な治療法 |
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翼状片
翼状片とは白目の表面を覆っている半透明の膜である結膜が、目頭の方から黒目に三角形状に入り込んでくる病気です。
高齢者に多く、病気の発生には紫外線が関係しているといわれています。
主な症状 |
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検査方法 |
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主な治療法 |
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眼瞼下垂
眼瞼下垂とは、目を開いたときに上まぶたが角膜(黒目)の上方を遮るぐらい下がっている状態です。
数種類のタイプがありますが、当院では「老人性眼瞼下垂」の手術を保険適応にて行っています。
主な症状 |
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考えられる原因 |
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主な治療法 |
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ボトックス治療
(ボツリヌス治療)とは
ボトックス治療とは片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)や眼瞼痙攣(がんけんけいれん)などの病気に対して行う治療です。
痙攣を抑える作用のあるボツリヌス毒素を注射し、痙攣を軽減させる治療です。
片側顔面痙攣
片側の顔面筋が自分は意図していないのに痙攣し続けてしまう病気です。
顔面神経が血管などにより圧迫されることが原因です。
進行すると症状が頻繁に起こり、目の周囲や口、ほお、あごの筋肉がひきつります。
主な症状 |
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主な治療法 |
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眼瞼痙攣
まぶたの開閉に関係する眼輪筋が、自分の意志とは関係なく力が入り、まばたきがスムーズにできなくなる病気です。
進行すると手を使って開けなればならなくなる場合もあります。
主な症状 |
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主な治療法 |
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ボトックス治療の方法
- 顔面筋に8~10か所注射をします。
- 注射にはインスリン注射にも使用する一番細い針を使用するので強い痛みはありません。
- 当日は激しい運動はできませんが、
翌日以降は通常通り過ごすことができます。 - 注射後、2~3日後より効果が表れ 1~2週間程で安定します。
- 効果は4ヵ月程持続します。
効果が消失したら再度同じ治療を行います。