視機能の発達
「視力」「両眼視機能(ものを立体的に見る機能)」といった視機能は生まれつき備わっているわけではありません。視機能は徐々に成長し、3、4歳で大人と同等になります。視機能の発達がおくれている状態を「弱視」といいます。弱視になる原因には、遠視・近視・乱視などの高度の屈折異常や斜視などがあげられます。
また「視力」は8歳、「両眼視機能」は2歳半以降には発達は望めないと言われております。弱視や斜視のお子さまはこの視機能の発達時期に治療をしないといけません。適切な時期に治療が行われないと、正常な視機能が獲得されないまま大人になり、将来、運転免許の取得や就労に支障をきたす場合もあります。